さまようスピカ
作詞作曲:neruko
そうして気付いた 夜の底
もがくのをやめて 漂ってた
逃げ出すはてのそこはどこ
また真夜中へ 踏み出した
冬はつつんだ りんと止まる瞬間
残る足音 しんと触れる実感
月明かりの中 君と出会った
夜とひとり遊ぶように
青白く光る炎のように
ただ、踊ってた
追いかけて そっと刻んで
君の輪郭を切り取った
追いかけて そっと刻んで
世界はまたたき 時は消えた
この一瞬を
あたたかな部屋で 水をやるとき
たまに思い出すんだ
どこかに隠した 君の記憶
今日もひとり 繰り返した
ふたたび潜った 夜は深く
レンズの向こう君はいた
遠い星に祈るように
風に揺らぐ水面のように
ただ、踊ってた
追いかけて そっと刻んで
君の瞳をそこに残した
追いかけて そっと刻んで
僕はまなざしをここに残した
あの一瞬を
西日溶ける昼下がりに
たまに思い出すんだ